統一協会(世界平和統一家庭連合)についての申し入れに対する市の回答

日本共産党新座市議団は、8月22日に市に対して統一協会についての申し入れを行いました。9月16日付で回答がありましたので、その内容についてお知らせします。


統一協会(世界平和統一家庭連合)と自民党との関係が大きな社会問題になっています。報道によれば、自民党議員の仲介で統一協会や関連団体から行政が寄付を受けることで、実質的にお墨付きを与えることとなり、市民の被害を大きくしてきたと言われています。新座市において、統一協会(世界平和統一家庭連合)との関係はどうなっているでしょうか。関係をすべて明らかにしてください。

1,統一協会とその関連団体からの寄付などを、新座市と社会福祉協議会などの関連外部団体が受け取ったことがありますか。あれば、内容をお知らせください。
2,統一協会とその関連団体が、新座市の施設を利用したり、市の行事などに参加したことがありますか。
3,統一協会とその関連団体とは、一切の関係を持つべきではありません。

(市の回答)

市や社会福祉協議会などの関連外部団体が旧統一協会(世界平和統一家庭連合)及びその関連団体が市の施設を利用したり、市の行事に参加したりしたこともありません。旧統一協会(世界平和統一家庭連合)については、不安を煽り高額な献金や物品を購入させる霊感商法が社会問題化しています。このため、同会及びその関連団体のイベント等に市が後援することや、寄付を受けること、また、市の行事等に同会及びその関連団体が参加すること等、同会の活動を助長する関わりは一切控えてまいります。(所管:秘書広聴課)

4,統一協会とその関連団体からの被害は無いか、あれば新座市役所に相談するよう、市民に広く呼びかけてください。

(市の回答)

霊感商法を始めとする開運商法への注意喚起及び相談体制については、市ホームページで周知しています。現在のところ、相談や被害は確認していませんが、今後関連の相談があった場合には、適切な助言やあっせんを行ってまいります。(所管:産業振興課)


(にいざ民報 2022年9月25日 No.1962)