誰もが住みやすい新座市のまちづくりを 4087筆の署名を市長に提出 新座市社保協

「誰もが住みやすい新座市のまちづくりを求める署名」4087筆を並木市長に提出

新座市社会保障推進協議会は11月7日、「誰もが住みやすい新座市のまちづくりを求める署名」4087筆を並木市長に提出しました。要望項目は、①高すぎる介護保険料、国民健康保険税、後期高齢者医療保険料を引き下げること。②道路関係予算を増やして、歩道整備など生活道路の改善をすること。③高齢化による難聴者に、補聴器購入費を助成すること。④学校給食費の無償化、18歳・高校卒業までの通院医療費無料制度の復活など子育て支援を充実すること。⑤寝たきり高齢者手当を削減前に戻すなど、高齢者福祉を充実すること。⑥障がい者の福祉手当を削減前に戻すなど、障がい者福祉を充実すること。⑦住宅リフォーム助成制度を復活すること。の7項目です。

「難聴が要因でひきこもりになっていく傾向や、認知症になることがあるので、できるだけ早く手当しないと大変なことになる」「所得が2万円オーバーするため医療費が2倍の8万8千円になり、免許返納で交通費も4800円から1万2千円になった。高齢者の日常生活は深刻になっていることを理解してほしい」「敬老祝い金が百歳で1万円というのは、多くの人にとって出ないのと同じ」など要望を伝えました。

並木市長は「国保税や介護保険料は国の負担を増やしてくれれば簡単です。子ども医療費無料化は、埼玉県が所得制限も撤廃して県の助成金を増やすので、県と調整しています」など話しました。

(にいざ民報 2023年11月12日 No.2012)