公明党、未来を創る会、自民・維新の会が賛成 日本共産党は増税に反対 厚生常任委員会

後期高齢者保険料7981円の値上げ
国民健康保険税9716円の値上げ
介護保険料9516円の値上げ /1人当たり

新座市議会で、後期高齢者医療制度保険料値上げを含む当初予算案、国民健康保険税の令和6年度分の値上げ案、介護保険料の値上げ案が市長から提案されました。厚生常任委員会では、公明党、未来を創る会(自民・国民民主・参政)、自民・維新の会の賛成多数で可決されました。日本共産党は反対しました。

厚生常任委員会で、日本共産党の笠原進議員は、「物価高で市民のくらしは大変になっている。国保税は今でも非常に高く、協会けんぽや共済の2倍だ。収入の10%以上が国保税となっている。さらに値上げするなどとんでもない。反対だ」「介護保険料は高いと多くの市民が思っている。今回は14・8%(年額9516円)もの高い値上げ案となっている。国が負担すべき交付金が4億1133万円も不足している。国からの不足分を65歳以上の新座市民に負担させる値上げ案となっている。反対だ」と討論しました。

後期高齢者医療保険料は埼玉県後期高齢者医療広域連合議会が開かれ、値上げが決定されました。下の表のように均等割、所得割とも値上げされ、令和7年度は一人当たり約8千円増と大幅な値上げとなりました。

後期高齢者医療制度保険料の値上げ額 国民健康保険税の4年間の値上げ計画

介護保険料の値上げ(案)

(にいざ民報 2024年3月24日 No.2026)