「にいバス」土日祝日も継続の方向で調整

6月1日の建設常任委員会で、「にいバス」の運行計画の協議について、以下の通り、部長報告がありました。

【これまでの経緯】

1,東武バスウエスト(株)からの撤退の申し出
令和5年12月15日付で同社から深刻な運転士不足により、令和7年度以降のにいバス事業から撤退したいと申し出があった。

2,撤退の申し出に対する要望書
市は、令和6年2月1日付で同社に対し、現行どおり、にいバスの運行を継続するよう要望書を提出した。

3,要望書に対する、東武バスウエスト(株)からの回答書
令和6年2月14日付で、同社から運転士の確保に大変苦慮しており、現行のダイヤにおける運行は非常に難しいため、利用実態を鑑み、平日を現行ダイヤ、土日祝日を運休するとした見直し案が記された回答書が提出された。

【現時点における協議】

○東武バスウエスト(株)からの申し出について
同社では、運転士の確保に苦慮していたが、様々な求人活動を展開したところ、全体には依然として厳しい状況が継続しているものの、新座営業所における運転士不足について、やや改善の兆しが見えており、令和7年4月からの運行について、必要に応じて運行ダイヤの見直しを行ったうえで、土日祝日も継続して運行する方向で調整させていただきたいとの申し出があった。

○現在東武バスウエスト(株)において運行ダイヤの見直しを精査しており、その結果が7月中に出てくるので、市として最終的な結論に向けた協議をすすめる。

日本共産党新座市議団は引き続き、市民の「交通権」を守るため全力をあげます。バス運転士の待遇改善を求める署名にご協力ください。

コミュニティバスの存続を

(にいざ民報 2024年6月9日・16日合併号 No.2035)