第2老人福祉センター 山吹、ゆず、藤など移転先へ植樹して

小野だいすけ議員

12月議会で、小野大輔市議は、第2老人福祉センター(以後センターと表記)の移転後について一般質問しました。①センターにある樹を移転先へ植樹すること。②にいバスを室内で待てるようにすること。以上の2点をとり上げました。

①について、センターには、山吹、月桂樹、ゆず、藤などが植えてあり、四季を感じられるようになっています。特に、ゆずは冬至の時期はゆず湯にする、新年のうどんを食べるときにはゆずを散らすなど利用者に親しまれています。桃・栗3年、柿8年、ゆずの大馬鹿18年と言われていて、ゆずが実のなる樹になるには時間がかかることが知られています。利用者の話によると3年前くらいにやっとゆずの実がなるようになったと話していました。

藤は、藤棚を利用者が作成し、毎年藤の花を鑑賞できるようになっています。

山吹は俳句の春の季語にもなっています。埼玉県には太田道濯の「山吹伝説」があり、落語「道頓」の題材にもなっています。毎年きれいな八重咲の山吹が咲きます。

小野議員はこうした事を挙げて、市長にセンターの樹を移転先でも残すように訴えました。

市長は「植樹の移植については想定していなかった。移植が可能であれば早速検討させていただく」と答弁しました。

②については、いきいき健康部長が「バス停はベンチを置くのではなく、館内のラウンジで待っていただいてバスに乗っていただく」と答弁しました。

(記・小野大輔市議)

(にいざ民報 2018年12月30日  2019年1月6日合併号 No.1796)