「小中学校エアコン改修」「ICカードによる勤務時間管理」教職員組合の陳情を否決

新座市教職員組合から提出されていた「小中学校のエアコン改修」と「ICカードによる勤務時間管理等」の陳情が3月議会本会議で不採択となりました。

陳情は「平成23年度に小中学校に整備されたエアコンが水漏れしたり設置温度にならないため維持管理してほしい」「勤務時間の客観的な把握のため自己申告でなくICカード等による管理導入を」という内容で全く異存のないものです。

ところが文教委員会では「教委がやると言っている事をなぜ陳情したのか」等と4回も継続審査となり「両方とも予算化されたので、もはや意味はない」と不採択となりました。

共産党市議は、「エアコン改修は予算化されたとしても3年計画だ。今年の猛暑、普通教室の半分は改修されない。子どもたちの学習環境整備は最優先すべきだ」「教員の働き方改革で勤務時間の把握は喫緊の課題と文科省も提言している。予算化したものを議会が不採択するのは道理が立たない」と述べ、陳情採択の討論を行いました。

(にいざ民報 2018年4月1日 No.1759)