公民館の備品の予算は百万円も減額 予算増で座椅子や音響設備の整備を

石島よう子議員

石島議員は一般質問で、公民館の和室で使用する座椅子を増やしたり、アンプやスピーカーの修繕を行うなど、市民からの要望が多い備品の整備を求めました。

教育長は「利用者が高齢化し、和室で正座をするのは困難になってきているため、座椅子の要望をいただいています。アンプやスピーカーの音響設備も開館当時に整備したもので、かなり老朽化し故障して使えないという苦情もいただいています。代替機器で何とか対応していますが、抜本的に取換えなければならない時期に来ているのかな、と思っています。予算が非常に限られ、びっくりするほどの予算で思うようにいかないのが現状です」と答弁しました。

石島議員は「備品の決算をみて私もびっくりしました。H26年は127万6千円ですが、毎年半減してH29年は22万6千円。100万円以上も減って、利用者の方が困っています。予算を大幅に増やして欲しい」と要望しました。座椅子は1脚7千円、音響システムの交換は約30万円ということもわかりました。

教育総務部長は「現在故障しているものもあり、何を優先するか改めて館の要望も踏まえて、座椅子も一部の館だけでも増やすことができないか全体の予算の中で検討していく」と答弁しました。

(にいざ民報 2018年12月30日  2019年1月6日合併号 No.1796)