高齢者・障がい者対象のごみのふれあい収集早く実施を

石島よう子議員

石島議員は12月議会で、高齢者や障がい者を対象にしたごみの戸別収集である、ふれあい収集を早期に実施するよう一般質問しました。

ごみの共同処理を行っている志木地区衛生組合構成市の富士見市と志木市では、ふれあい収集をすでに実施し、近隣の朝霞市、和光市では10年以上前から実施しています。

石島議員は「3月議会での答弁は『基準の整備や収集方法、財政面の課題もあるので、近隣市の状況も参考に研究していく。真剣に取り組んでいきたい』というものでした。3月議会後、ご高齢の市民の方から『自分もごみのことでは困っているので、早く進めて欲しい』という電話をいただいた。また『近所は高齢者が多く、また空き家も増えているので、ごみ当番がすぐ回ってきてしまう。それで大変な思いをしているが、持病もあってこの収集のままでは心配だ』という電話もいただいた。新座市でも早く進めるべき」と市の検討状況について質問しました。

市長は「志木市は昨年9月からふれあい収集を開始し、対象世帯は39世帯、富士見市はH21年4月から開始し対象は59世帯です。これを参考に新座市の対象世帯を推計すると、おおむね百世帯で一千四百万円程度の費用が見込まれます。ふれあい収集の必要性について強く認識していますが、対象者の基準の整備や、収集体制の課題だけではなく、現在の財政状況も勘案して早急な実施は難しい。今後の検討課題とさせてください」と答弁しました。

(にいざ民報 2019年1月27日 No.1798)