18歳までの子ども医療費無料化の復活を 医療費1億1391万円減(平成30年度比)

小野だいすけ市議
小野だいすけ市議

9月5日の新座市議会本会議で小野大輔市議が「子ども医療費の通院費を18歳まで無料化することについて」質疑しました。

小野議員】子ども医療費は、平成30年度の6億3538万円から令和4年度の5億2147万円と1億1391万円減となっている(表1)。削減時、5000万円〜6000万円を削減できるとしていた。それ以上の削減額となっている。令和4年度は18歳までの通院費も無料にするべきだったのではないか。

市長】決算額上は、1億円以上の削減となっている。予算だけを見て子ども医療費の無料制度を元に戻す考えはない。いろんな施策がある中で制度については検討はしていく。国・県には、子ども医療費無料化枠を拡大するように求めていく。

小野議員】統計にいざの資料を見ると10歳〜14歳は若干増えていますが、児童数の減少は歯止めがかからない状況だ。財政負担もこれから減っていくことが想定される。物価が高騰し、消費税がかかり、新型コロナウィルス禍で倒産が相次いでいる。市民の暮らし、特に子育て世代の負担は重くなっている。新座市には、財政調整基金もそれ以外の基金も十分にあります。市全体のことを見ても、18歳までの通院費を無料にするべきではないか。

こども未来部長】新座市の少子化の問題については認識しているが、現時点で復活させる考えはない。今後、施策を進めていく中で、検討していく。

子ども医療費の差額

(にいざ民報 2023年9月10日 No.2005)